米BMC Softwareは米国時間2011年6月17日、メインフレーム向けソフトウエアベンダーの米NEON Enterprise SoftwareからIMS(情報管理システム)製品を買収したと発表した。買収金額などの詳細は明らかにしていない。 BMCはNEONのIMS製品と関連顧客を取得し、自社のIMS事業の強化を図る。大規模データおよびデータベースの分析や可用性に伴う課題の克服に向けた包括的なソリューションを企業に提供したいとしている。 IMSは、オンライントランザクションを高速処理しなければならない保険、電気通信、金融関連企業などが主に導入しているが、サービス品質を維持するために高度な性能管理技術が必要となる。BMCはNEONのIMS製品を自社の既存製品に加えることで、IMS環境の管理、最適化、保守だけでなく、運用コストの削減とサービス提供の向上を望む企業のニーズに応えられると考えて