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ブックマーク / daen.hatenablog.jp (1)

  • 思考停止社会 / 郷原信郎 - 誰が得するんだよこの書評

    アメリカの陪審員制が「12人の怒れる男」だとしたら、日の裁判員制は「3人の水戸黄門と、6人の助さん・格さん」だ。お上は裁判員に「君こそ水戸黄門の立場なのだからしっかりと判断しなさい」と言う。しかし、お上から押し付けられている時点で、そのような自主性は期待すべくもない。結局、国民の多くは「望んでもいないのになんでこんな面倒くさいことをしなくちゃいけないんだ。まあ、その道のプロの裁判官がいるからなんとかなるか」と思っている。こうして自主的に判断する裁判官と、その判断に乗っかろうとする裁判員という構図ができる。 こんな状況では、裁判官が裁判員を攻略することなど簡単だろう。プロの水戸黄門であることを自己紹介すれば、それで足りる。裁判員はしょせん一回ぽっきりの水戸黄門なので、どうしてもプロの水戸黄門の自覚をもてない。もしかしたら間違った判断をしてしまうかもしれない、という不安があるので、堂々と「い

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