ブックマーク / www.owari.ne.jp/~fukuzawa (1)

  • エリック・ホッファーを読む

    1.波止場の哲人 今から50年ほど前、サンフランシスコの波止場に、風変わりな日雇いの港湾労働者がいた。彼の名前はエリック・ホッファー(1902~1983)で、仕事の合間にじっと思索にふけったり、を読んだり、書き物をしていた。仲間達は彼を親しみと敬意をこめて、「プロフェッサー」と呼んだ。 彼は1902年にドイツ系移民の子供としてニューヨークに生まれている。7歳で母親と死別し、その年に視力を失った。盲目生活は15歳まで8年間も続いたという。当然、彼は正規の教育を受けずに育った。 18歳の時父親が死に、彼はひとりぼっちになった。彼はバスでロサンジェルスに行き、そこの貧民窟に棲みついた。そして職業紹介所でいろいろな職業を見つけ、そのその日暮らしの生活をしていたが、28歳の時そこを去った。きっかけは自殺に失敗したからだという。 その後、農業従事者としてカルフォルニアの農園を渡り歩いた。炭坑夫

    okina0
    okina0 2011/11/24
  • 1