表紙が「Bioshockのリトルシスターとビッグダディじゃね?」と話題になった日本の雑誌「S-Fマガジン 1973年7月号」を入手してみた。 まあ、よく見りゃどう見てもリトルシスターとビッグダディじゃないとわかるんだけど、潜水服の男と少女が手を繋いでいるという通常では連想が付かない異色の組み合わせはなかなか見ないから似た物があれば同一視してしまう。 ページを捲ると福村 芳一をイメージキャラクターにした三和銀行の広告、石森章太郎先生と平井和正先生の「新・幻魔大戦」や手塚治虫先生の「鳥人大系」が載ってたり、本の背表紙には日本PTA全国協議会推薦の「"シンナー遊び"追放のために生まれた新しい接着剤」アテナ ノンシンナーボンドの広告が載っていたりと現代とは違う昭和の匂いが漂う雑誌だが、冒頭の編集者のコメントで最近自殺の低年齢化が騒がれていて、自殺した者の愛読書が怪奇ものやSFだったというだけでそれ