サッカーのワールドカップが始まったブラジルで、日本人の旅行者が国際空港で試合のチケットなどが入った荷物を盗まれる被害に遭い、現地の日本総領事館では旅行者などに警戒するよう呼びかけています。 ブラジル最大の都市、サンパウロにある日本総領事館によりますと、日本からワールドカップ観戦のために訪れていた男性が12日、サンパウロ国際空港のコーヒーショップで荷物を隣りのいすに置いて友達と話していたところ、気が付くと荷物が盗まれていたということです。 中にはワールドカップのチケット3枚のほか、パスポートやクレジットカード、それに現金8000レアル(日本円にして37万円)などが入っていたということです。 ブラジルの空港ではふだんから窃盗事件が多発しているため、現地の日本総領事館ではワールドカップの観戦に訪れる日本人の旅行者などに、荷物は手元から離さないことや貴重品は分散して保管するなどして警戒するよう呼び