生まれたての赤ちゃんは、自力で身体を動かすことはできませんが、手の平、足の裏、唇、舌などの触覚(皮膚感覚)は大人以上に敏感です。 例えば、赤ちゃんの手の平にチョンッと指先で触れただけで把握反射(手の平に触れた物をギュッと握る原始反射)が起こります。 暑いや冷たいという感覚も生まれた時から備わっており、月齢を経るにつれて感度が上がっていきますし、痛覚も生後1週間前後から一気に敏感になるものです。 このように、赤ちゃんの触覚(皮膚感覚)は新生児期からしっかり機能しており、適切な方法で刺激を与えることで脳に情報が伝達され、脳の活性化につながります。 この記事では、赤ちゃんの触覚(皮膚感覚)を刺激する知育について紹介します。 原始反射を促す 原始反射とは、赤ちゃんが胎児の頃から持っている反射のことです。 原始反射は、意識的に行う「反応」ではなく、特定の刺激に対して無意識のうちに起こる「反射」で、生