ネット上で新たな販路を構築してほしい、と農業活性化への願いを込めて運営されているタダヤサイドットコム 農家がせっかく収穫しても、市場に出るまでに捨てられてしまう野菜があるのをご存じだろうか。出荷前に「大きさ」「色」「形」などで選別され、規格に適合しないとして選り分けられる「規格外野菜」のことだ。これらは味には問題がないため、農家で消費されたり、加工品に使われたりするのだが、その多くは廃棄処分されてしまう。なんとももったいない話だが、そんな「規格外野菜」をプレゼントしてくれるWebサイトがある。その名も「タダヤサイドットコム」。 「規格外野菜は通常1割、多いときで5割近くも出る」と話すのは、サイト運営者の高橋栄治さん。これまではあまり陽の目を見なかった規格外野菜だが、インターネットを通じてプレゼントすることで、農家のプロモーションにつながるのではと考えてサイトをオープンした。 農業者人口