なんと言うか、ノリで次々と書いてしまう。別の死ぬほどおすすめというわけじゃないが、梅棹忠夫『知的生産の技術』の書評を書いたら、この本についても書きたくなった。 1993年と今から見れば昔の本であるが既にディジタルにも目が向けられていて、ほとんど現在と何の違いもない。故に『知的生産の技術』よりも理解しやすく、説得力もあるかもしれない。 この本、一言で言えば「押し出しファイリング」を提唱した本であり、それにつきる。公式サイトによれば 書類を内容別に分類して格納するのではなく、時間順に並べてしまう方式。一見ずぼらきわまりない方法だが、きわめてうまく機能する。「超」整理法の考えを紙の書類に応用したものである。とある(野口悠紀雄の「超」用語辞典より。また「超」整理法とは何かも参照)。なにをするかというと簡単で 最低限のひとまとまりごとに、角2封筒に収納。日付けとタイトルを封筒の右肩に書いて、本棚に左