これまで様々な企業で問題解決のためのアクションラーニングを実施してきました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、アクションラーニングは実務課題の解決を通じて能力開発、チーム開発、問題解決を共に進めるための手法です。 多くの場合、第一線で活躍しているリーダーを選抜し、チーム(6~8人)を構成し、各自が直面する課題をセッション(質問を原則としたディスカッション)で検討します。そして真因を深堀し、解決行動を導き出して、その後、一定期間(3カ月、半年、1年など)にわたってPDCA(plan-do-check-act)を回していくものです。 ここで選抜されたリーダーは、社内でも優秀であると評価の高い方々が中心となります。チーム数は大きなプロジェクトになると10チームを越える規模になります。それぞれのチームは、各メンバーが直面している実務課題を共有し、質問によって真因を深堀し、短期で実践可能な解決