購入検討者が頭を悩ませていることの1つに、フラッグシップモデルのE-M1の存在がある。E-M1は像面位相差AFを搭載しており、素早く動く被写体を撮影する際のオートフォーカスの追従性が高くなるほか、オートフォーカス自体も迷いがなく素早くなる。特に、望遠レンズを装着して動物などを撮影する際に違いが顕著になる。E-M5 IIには残念ながら像面位相差AFは搭載されなかったので、この点を気にする人がE-M5 IIとE-M1で悩んでいるのだ。 オリンパスイメージングのフラッグシップモデル「OM-D E-M1」。実勢価格は、ボディー単体モデルが11万9000円前後、高画質のズームレンズが付属するE-M1 12-40mm F2.8レンズキットが17万6000円前後