鳩山由紀夫首相は15日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「皆さんが報道するたびに、さも、こちらが混乱しているように報道される。必ずしもうれしい話ではない。『決着』は米国、沖縄だけではなく、国民の皆さんも、この方向で行こうと理解を示すことが前提だ。基本的には3点満たされれば決着だと考えている」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。 【普天間移設】 −−オバマ米大統領との非公式会談において、普天間問題について「きちんと責任をとれるのか?」と言われたとの報道があるが、首相はオバマ大統領から不信感を示されたという認識はお持ちか 「いや、ありません。なにか今日の夕刊にまったく事実誤認の記事がたくさん載っています。全くわかりません。『進展がないじゃないか』とか、『5月末までに決着を厳しく求めた』とか、そんな話は一切ありません」 −−各社世論調査