最終回はAWS上でRDB(リレーショナルデータベース)をフルマネージドサービスとして提供しているRDS(Relational Database Service)のつまずきポイントについて解説する。RDSとはMySQLをはじめ、MS SQL ServerやOracle DatabaseなどのRDBを、OSやRDBをインストールすることなくすぐに利用できるサービスである。 必要なパラメーターをRDS起動時に設定し、起動したRDSは各RDBクライアントから接続して利用する。また、フルマネージドサービスなのでOSやRDBのパッチングについてはユーザーが意識する必要がない。オプションも豊富で、複数のアベイラビリティーゾーンでActive-Standby構成を実現する「Multi-AZ」機能や、参照用RDSを作成する「Read Replica」機能も簡単に設定できる。 このように便利なサービスなのだが
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