729 明治時代に作られた小さなねじれた煉瓦のトンネル・円明寺架道橋 通称ねじりマンポ カテゴリ:【Japan 日本】京都 Kyoto 先日の記事で、山崎のサントリー蒸溜所前のJRをくぐる小さなトンネルを紹介した。そこからもう少し京都市内方面寄りで、これまた先日紹介した犬川の三連橋との中間地点くらいにも、小さな鉄道をくぐるトンネルがある。 正式名称は円明寺架道橋(えんみょうじかどうきょう)と言うが、地元ではねじりマンポとだけ呼ばれているようだ。マンポとはこのような鉄道等をくぐる歩行者や農業用水用の小規模なトンネルのことであるが、特にねじりマンポと呼ばれるのは、煉瓦がねじれたように積み上げられているものだ。 このトンネル、子供はともかく、標準的な身長の大人なら立って歩くことは不可能で、人がやっとしゃがんで歩けるくらいの高さである。だが遺構というわけではなく、今でも近隣住民が日常的に使用してい