転勤は奴隷の生き方なのか 某建設会社の常務と話をしていた時のこと 「最近の若者は転勤拒否をしてきて困ってる」と言っていました X世代の私は同期166名の100%が転勤拒否できない社員群でした 「出世のためには転勤やむなし・・・」という空気です 大学の同級生からは『転勤て国内だけだろ!いいじゃないか!俺は来月からタイに転勤だ』と『会社の奴隷だけど終身雇用と高額給与が保証された』のが私達の世代です 「転勤嫌なら地元の中小企業に就職しろ・・・」と大学のキャリアセンターでも言われたくらいです 同じ学校を出て〈大手企業で転勤人生〉と〈地方企業で転勤のない人生〉どちらが良かったのかは考えさせられるところです 卒業をしたころは野心もあったので迷わず全国転勤の大手企業でした 一生を同じ地域で暮らすことは選択になく〈遊牧民〉のように旅の生活がしたかったのです 若かったので「知ってるようで何も知らない」のが逆