加藤文夫委員長は県教委を民間企業に例え、「業界最下位の会社に来年はない。会社を立て直すために、法律違反にならない限りは何でもやらないといけない」と危機感をあらわにした。 定例会で事務局は、24日に県内の小中学校長を集めて開いた学力向上集会の内容などを報告。これに対し、教育委員からは「検証が続いているのでそろそろアクションを」「教師、子供、家庭が何をすべきかわかりやすくすることが大事」など、スピード感や具体性を求める意見が相次いだ。 加藤委員長は「(事務局の話は)まだ抽象的。全ての学校で最低限やらなければいけないことを期限を切ってやってもらうことが具体的ということだ」と苦言を呈した。 一方、学力向上集会で川勝知事がモデル校2校の学力テストの順位を明言したことについて、委員からは「刺激的すぎる」などの意見も出たが、加藤委員長は「(知事の発言の)真意を受け取るなら、知事も非常に憂いているというこ