劇団ひとり(30)のベストセラー小説「陰日向に咲く」が岡田准一(26)主演で映画化されることが4月30日、分かった。 同小説は劇団ひとりの作家デビュー作として昨年1月に幻冬舎から出版され、売り上げ65万部を記録。5つの短編が絡み合う連作小説集で、それぞれ情けない落ちこぼれが主人公。さえないながらも懸命に生きる個性豊かな登場人物たちの、おかしくも悲しい物語が読者に支持された。激しい争奪戦の末、東宝と日本テレビが中心となる製作陣が映画化権を獲得した。 岡田は、借金に苦しみ、オレオレ詐欺に手を染めようとするギャンブル狂の男を演じる。原作では信念もないまま詐欺をはたらこうとするが、気弱な性格から思わぬ方向に気持ちが揺らいでいく様子が描かれている。東宝の川村元気プロデューサーは「光り輝くスター性を持ちながら、どこか翳(かげ)りも感じさせる俳優」と起用を説明した。映画も小説同様に群像劇となるが「岡田さ
北野武監督(ビートたけし=60)の13作目の映画が完成し、6月に公開されることが6日、分かった。タイトルは「監督・ばんざい!」。主演はたけしが務める。物語は映画監督の悩みで始まるが、思わぬ方向へ展開していく奇想天外なお笑い映画。たけしなりの「映画」に対する思いを込めた作品で「たくさんの人にご覧いただきたい」と話している。 世界中の映画ファンから注目される新作は“たけしのお笑いランド”と呼びたくなる内容に仕上がった。映画は新作の構想を練る映画監督の苦悩から始まる。小津安二郎監督風、ラブストーリー、昭和30年代の郷愁感、ホラー、忍者時代劇、SF…。たけし演じる「たけし監督」は、浮かび上がるあらゆるジャンルの新作のアイデアを映画化していくが、さまざまな理由で頓挫していく。登場する7本の映画は、それぞれ本格的な撮影を行った力作ぞろいだが、たけし流のお笑いがちりばめられている。それぞれの“作品”は、
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