環状七号線地下調節池は、環状七号線の地下で東京都が整備を進めている調節池です。2007年5月19日、環状七号線地下調節池 善福寺川取水施設 完成を祝う会が催されました。 水害が多発する神田川、善福寺川、妙正寺川の安全度を早期に向上させるため、環状七号線の地下約40mに、延長4.5km、内径12.5mのトンネル式地下調節池を建設しています。台風などの大雨で一定以上の水位になった河川の水を環状七号線地下調節池に流し込み、水位が下がった頃、再び河川に戻す役割を持ちます。約54万㎥の洪水を貯留できる施設になります。 資料:東京都第三建設事務所 この調節池は施設の規模が大きく、全体の完成には相当の時間を必要とすることから、早期に事業効果を発揮させるため第一期と第二期に事業を分割して整備しました。 第一期事業 約24万㎥の洪水を貯留する「延長2.0kmのトンネル」と神田川から洪水を流入させるための「神