ポイント4 ユーザーが入力/選択した値を再描画するテクニック 今度は,入力した値をどう扱うべきかを考えてみましょう。リスト3の(4)は,ユーザーがフォームから入力/選択した値を再描画する処理だと前述しました。どうしてこの処理が必要かを説明します。 ユーザーがアンケートに答えて送信(submit)ボタンを押すと,入力結果をDBに書き込むenqinsub.phpに処理が移ります。もしこのとき入力値に問題があったら,どうしたらいいでしょう? 「エラー・メッセージを表示して,アンケート入力画面に戻る」――はい,確かにそうですね。しかし戻った時に,入力画面はどうなっていなければならないと思いますか? 「自分が入力した内容,選択した項目がそのまま残っている」――その通りです。ちょっとエラーがあったくらいで,最初から全部再入力しなければならないようなシステムでは,誰もアンケートに答えてくれないでしょう。
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