約5千人の来場者と最終審査員により選ばれた梅酒の日本一は、福岡県久留米市の山口酒造場の「特撰梅酒 うぐいすとまり 鶯(おう)とろ」(本体価格720ML 1,554円税込み)に決定した。 審査委員長が「新しい感覚の梅酒」と評価する同梅酒は、酸味ととろみ、果肉の甘みや旨みが贅沢に味わえる。レビューでは「梅の果肉がたっぷり入り梅の風味が堪能できる、とろみがあるが甘すぎず後味がさっぱり」と高評価。1位に輝いた美味しさの秘密は一体何だろう。創業江戸天保3年、老舗の山口酒造場の社長、山口哲生さんに話を聞いた。 「『うぐいすとまり』は日本酒からできる酒粕を使って造る粕取り焼酎と、母方の里・大山町の梅農家で採れる品質の良い梅をたっぷり使って造ります」。一般的な梅酒の1.5倍~2倍の量の梅を使うという梅酒は、昔ながらの祖母のレシピを再現。昔から梅酒は粕取り焼酎を使ってつけるのが一番美味しく、贅沢な飲み方と言