例えば、「赤と黒」、「戦争と平和」そして「罪と罰」。 このように割り切りの良さと切れ味のするどさで何々と何々というタイトルにどこか惹かれます。単に対だったり、親和性のある距離感が近いものも、想像を裏切るような距離感が遠いものの、どれも概して面白いものが多い気がします。良くも悪くもそんなタイトルの作品を紹介したいと思います。 スポンサーリンク 今回ご紹介するのは、昭和の隠れた名作として2013年にちくま文庫から復刊された作品です。 コーヒーと恋愛/獅子 文六 サニーデイ・サービスファンの方でしたら馴染み深いかもしれないですが、名作『東京』に収録された「コーヒーと恋愛」は、この作品の影響を受けてつくられたということで、解説を曽我部 恵一さん、カバーデザインを小田島 等さんが手がけています。 もともとは1963年に『可否道』というタイトルで単行本として発売され、1969年に『コーヒーと恋愛(可否
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