どう考えてもメリケンパークの最大の弱点は、駅からのアクセスのしにくさだろう。距離的な問題以上に、途中で高速道路が立ちふさがっているため、なおさら遠い感じがする。人呼んで「メリケンパーク、行くのがめんどくさい問題」である。ただその事については私が考えるまでもなくおそらく多くの人が同じように考えていて、神戸市長も『月刊神戸っ子』という雑誌(2月号)で町の南北の分断について語る中で、「夢のような話ですが…」「数十年かかるかもしれませんが」としつつも阪神高速道路の地下化に言及している。実現する事の難しさをすっ飛ばして結果だけを想像してみれば、もし高速道路が地下化され元町や三宮から歩いてスムーズにメリケンパークまで行く事が出来たら道中はさらに歩行者に優しく整備され、メリケンパークに来る人は今より大幅に増えるだろう。 しかし最近、この「メリケンパーク、行くのがめんどくさい問題」について、私はある発見を