高齢者を相手にする介護の仕事は、さまざまな苦労をする可能性がある。その中でも覚悟しなければいけないのは、介護をしている高齢者からのハラスメントだ。ハラスメントにはいろいろな種類があるが、特にセクハラをショックに感じてしまう人が多い。身体を触られたり卑猥な言葉を投げかけられたり、性的なハラスメントを受けてしまうことがある。セクハラは男性から女性のみではなく、女性から男性も普通にあることだ。つまり、介護の現場で働くのなら、誰でもセクハラの被害に遭う可能性があるといえる。 一般の会社では、セクハラをすればそれを行った人間に処罰が下るだろう。しかし、介護の現場ではセクハラをした高齢者に、処罰が下ったという話はほとんど聞かない。そのため、同じセクハラなのに不公平だと感じる人もいる。しかし、高齢者の場合は認知症の問題が関わってくるため、一般で問題になるセクハラとは異なった側面を持つ。認知症ではない利用