牧野先生は、HPCxベンチマークで何を測定すべきかについて述べた。 過去40年に作られたHPC用のベンチマーク 過去40年にHPCのベンチマークとして、次の一覧に示すようなものが作られた。 しかし、現在、広く用いられているのはHPL(並列LINPACK)だけであり、その他(2013年のHPCG、2014年のHPGMGは除くと思われる)は消えていった。なぜHPLが生き残ったのか? 牧野先生の意見では、HPLは他のベンチマークが持っていないユニークな性質を持っているという。それは、 解くべき問題だけが決められており、解き方やプログラムは規定されなかった(その後、計算量が少なくなる解法が発明され、それを使ってはいけないという規定が追加されているが、計算量を減らさなければ、他の解法を使ってもよい) 問題のサイズが規定されていない。K FlopsでもYotta Flopsのマシンでも測定できる。 そ