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中島敦に関するomumeronのブックマーク (2)

  • 非モテの文化誌 第27回「無意識過剰少女の愛に包まれて—中島敦の巻(後篇)」|Excite エキサイト : ブックス

    著者を投影したとおぼしき習作「プウルの傍で」(『中島敦全集3』所収)の主人公・三造は、17歳のときにやって来た2度目の継母に激しい嫌悪を覚えます。 中島敦自身も産まれてすぐに母親に逃げられ、継母の虐待を受けながら育ち、2人目の継母との仲も良好とは言えませんでした。 が、やがて、その女の大阪弁を、また若く作っているために、なおさら目立つ、その容貌の醜くさを烈しく憎みはじめた。そして、彼の父が、彼なぞにはついぞ見せたこともない笑顔をその新しい母に向って見せることのために、彼は同じく、その父をも蔑み憎んだ。その頃五つ位になっていた腹異いの妹に対しては、彼自身に似た、彼女の醜い顔立の故に、之を憎んでいた。最後に、彼は、彼自身を――その醜い容貌を――最も憎み嫌った。近眼でショボショボして、つぶれそうな眼や、低くて、さきの方ばかり申しわけのように上を向いている小さな鼻や、鼻より突出している大きな口や

    omumeron
    omumeron 2005/11/14
    素敵すぎ。
  • 「第26回 金魚鉢の中のセカイ系——中島敦の巻(前篇)」 日刊!ニュースな本棚|Excite エキサイト : ブックス(文学・書評・本のニュース)

    非モテ人間は現代の被差別階級なのか? 異性を発情させるのがそんなに偉いの か? 文学を手がかりに、いっそ、非モテライフをエンジョイする方法を探っていこう! 今回のテキストは、自意識過剰文学の先人、中島敦の自伝的短編です。 国語の教科書に登場するフレーズNo.1といえば、なんといっても「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」(『山月記』中島敦)ではないでしょうか。自分の詩才を内心誇りながら、才能のなさが露呈することを恐れて詩友と切磋琢磨することをせず(臆病な自尊心)、世俗に与することを恥じるがゆえに一般人に尊大な態度をとってしまう(尊大な羞恥心)李徴。高校時代には「いきなり虎にさせられて超カワイソー」くらいにしか思わないにしても、年をとればとるほど重くのしかかってくる話です。せっかく「博学才穎」で「豊頬の美少年」だったのに、自意識過剰ゆえに虎になっちゃうなんて……。自意識過剰といえば、しばしば非モテ

    omumeron
    omumeron 2005/11/04
    沙悟浄の話が好き。
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