ブックマーク / www.fic-tion.com (50)

  • 仁義なき戦い。 | fic-tion world

    少し前の出来事。 家でまったりとしながら、ネットをみていると【和牛商品券】の記事を見つけた。 「美姫さん、なんと【和牛商品券】が貰えるらしいよ~。」と僕が言うと 目を輝かせる美姫さん。 「ほら、去年行ったお店のタンシチュー美味しかったじゃん。あれも【和牛商品券】使える?」と美姫さん。 「和牛のタンなら、大丈夫なんじゃない?!」と僕が答える。 「じゃぁ、うちはタンシチューで決まりだね!」と美姫さん。 僕んちは【和牛商品券】でタンシチューをもらう事に決まった。 それからすぐに【お魚商品券】も出た。「美姫さん、【お魚】も貰えるらしいよ」と僕が美姫さんに言うと 「やった〜!!イカがべたかったんだよねー」と美姫さん。 「イカは魚じゃないんじゃない?」と僕。 「水族館に居るから、お魚と同じにして欲しいな」と美姫さん。 そしたら、海老も蟹も【お魚商品券】でいけるのか? 「イカが良いんだったら、海老も蟹

    仁義なき戦い。 | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2020/04/05
    あったかい気持ちになります。
  • 貴方の中の偉人。 | fic-tion world

    学校から帰ると美姫さんが 「ショウ、聞いて!!」と言ってきた。 どうせ、大した話じゃない。でも、聞かないとうるさそうなので 「どうしたの?」とニッコリと微笑んでみた。 すると美姫さんも嬉しそうにニッコリと微笑んで 「私ね、アインシュタインと瓜二つなんだよ。」と言った。 はぁ?はい?意味不明?何言ってるんだ? とうとう頭が壊れたんだな……。と僕は美姫さんが可哀そうになってきた。 なので 「へぇ~。すごいじゃん。で、どの辺が?」と、とりあえず聞いてあげる。 「まずね、人間ってとこ。」と美姫さん。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「ヒゲが生えてるところ。ほらほら見て見て。私にもヒゲが生えてきたんだよ~」と美姫さんは、鼻の下に生えたムダ毛を僕に見せてきた。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「髪の毛がモジャモジャなところ。」と美姫さん。 ……それは、美姫さんが髪をとかしてないだけでしょ。

    貴方の中の偉人。 | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2020/03/19
    最近はこのやりとりに、ほっこりさせられる
  • カンジンカナメ。 | fic-tion world

    「ショウ。人の外見はいつでも変えられるんだよ。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。興味ないし。 「でもさ、育ちは変えられないんだよね。取り繕ってもボロがでる。だから、育ちって大切なのかもね」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。そんな事言われても興味ないし。 「育ちは顔に出るとも言うし。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。ホント、どうでもいいし。 「良かった〜。私、育ちが良くて。」と美姫さん。 …どの口が言う? と、口元まで出かかったけど、僕は育ちがいいので、美姫さんにニッコリと微笑んであげた。 僕の育ちが傷付いた。 おしまい

    カンジンカナメ。 | fic-tion world
  • 備えあればうれしいな。 | fic-tion world

    「美姫さん、最近太ってきてるんじゃない?」とお父さん。 確かに…動かないからね~。僕はニヤリと笑う。 「何言ってるの、こうちゃん。これから起こるであろう料危機に備えてるんだよ。」と美姫さん。 自分の蓄えにするんだな…。 「そんなの蓄えにならないよ。太ってるって事は胃が大きくなってるから人より料がいるんだよ。」とお父さんが言うと 「何言ってるの、こうちゃん。ショウとユウにあげるんだよ。」と美姫さん。 はぁ? 「えっ?ショウとユウにその肉をあげるのか?どうやって?」とお父さんが言うと 「私のこのお肉をショウとユウの料にするんだよ。べさせてあげるの。」と美姫さん。 えっ? 「べさせるのか?」とお父さんが言うと 「そう。だから、筋肉質の肉は硬いから、柔らかく育ててるんだよ。」と美姫さん。 …ただ、、運動をしたくないだけでしょ。 するとお父さんが「美姫さん、知らないのか?良質な肉は、適度な

    備えあればうれしいな。 | fic-tion world
  • ココロに潤いを。 | fic-tion world

    学校から帰るといつものごとく、美姫さんが 「おかえり。ショウ。あのね、聞いて!!」と言ってきた。 僕は心が湖のように広いので 「どうしたの?」と聞いてあげる。 「私、思春期かもしれない!!」と美姫さん。 はあ?意味不明。でも、まだ心の湖の水は池ぐらいあるから「どういう意味?」と聞いてあげる。 「最近ね、今までイライラしなかった事に物凄くイライラしたり、口ひげが今までなかったのに、濃くなった気がするんだよね。体型も変わってきたし。声も低くなってきているような気がする。」と美姫さん。 「それ、思春期じゃなくて更年期。」思わず、音が出る。 僕の心の湖は、一瞬のうち乾いてしまったようだ。 すると美姫さんが「ショウの方こそ、イライラしちゃって更年期じゃん。」とひとこと。 僕のは、思春期。 おしまい

    ココロに潤いを。 | fic-tion world
  • 我が生涯に 一片の悔いなし。 | fic-tion world

    「美姫さんってさ、学校の授業聞いてなかったのによく大学まで行けたよね。」と僕。 「時は金なりっていうからね、時間をお金で買ったんだよ。」と美姫さん。 へっ?と僕は首を傾げる。 「いい、ショウ。小学校の授業時間が5647時間。中学校が3045時間。高校も3年だから中学校と変わらないとして3045時間とすると、合計は11737時間。だいたい12000時間を無駄にしてきたわけ。12000時間って言ったら、500日。でもね、この500日って学校の授業中の話だけ。家庭学習の時間はそれに入らないからね。その500日+αを有効に使ってきた人に真っ向勝負出来ると思う? 」 と美姫さん。 僕は首をよこにふる。 「そこで、500日+αの時間をお金で買うんだよ。みんなが500日+αかけて学んだ事をお金で要約してもらう。でもね、短期で覚えた事は頭に入らないから、お金を使った意味がない。私は意味のない時間にお金をか

    我が生涯に 一片の悔いなし。 | fic-tion world
  • 鼻が伸びますよ。 | fic-tion world

    美姫さんと二人で歩いているとどこからともなく 「ウギャー」という声に続き「まだ、帰りたくない!」と泣き叫ぶ小さな子どもの声が聞こえてきた。 「おぉっ。自己主張してますな~。」と美姫さんがニヤリとする。 「もう!!ママのいう事が聞けないんだったら、お医者さんとこに連れて行って注射してもらうからね。」と今度は、泣き叫んでいる子のお母さんの声が聞こえてきた。 「嫌だ!注射嫌だ!」とその子どもは更に泣き叫ぶ。 すると「ショウ。凄いね。人を操れる薬があるの?」と美姫さんが聞いてきた。 僕はいつものごとく、美姫さんの言ってる事が分からず首をかしげ「どういう意味?」と聞くと 「今の女の人が言ってたじゃん。『ママのいう事が聞けないんだったら、注射をしてもらうよ』って。人を操れる凄い薬が発明されたんだね。私も欲しいなぁ。あっ。結花に頼んでみよう。」と美姫さん。 美姫さんは、注射無くても人を操ってるじゃん。

    鼻が伸びますよ。 | fic-tion world
  • 財産分与のススメ | fic-tion world

    学校から帰ってお兄ちゃんちに遊びに行く。 するとお兄ちゃんが神妙な面持ちで腕を組みながら何か考えている様だった。 「おにいちゃん。どうしたの?」と僕が聞くと 「もし、父さんと母さんが死んだときにマイナスの遺産があると相続する時にそのマイナスの遺産まで相続する権利があるらしいんだよ。」とお兄ちゃん。 えっ?それって借金?嫌だなぁ。。と僕は思う。 「それって、どうなるの?」と僕が聞くと 「それでな。考えたんだ。ショウは弟だから、俺がマイナスの遺産の方を相続して、ショウはプラスの遺産の方を相続すればいいって。」とお兄ちゃん。 「えーっ。お兄ちゃんがマイナスって嫌だよ。……でも、僕に借金が返せるかな?」と僕は不安になる。 「そうだよな。兄ちゃんだって借金を返せるかは不安だ。」とお兄ちゃん。 ……借金嫌だなぁ。と考える……ふと思いつく。 「あのさ、悩んでても仕方がないから、借金があるか美姫さんに聞け

    財産分与のススメ | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2020/01/26
    マイナス遺産、問題になっていますね。この家族は温かい家庭で関係なさそうですが🍀
  • 国のトップの器 | fic-tion world

    「ショウ。忖度はダメだよ。良い国は作れない。自分をいさめる人を近くに置かないと。私がショウの諫官(かんかん)になってあげるね。」と美姫さん。 また、意味の分からない事が始まった。僕、国を作るの?! 「諫官(かんかん)って何?」と僕が聞くと*1 「いさめてくれる人。」と美姫さん。 ん?忖度は美姫さんにして、いさめられるのは僕? 「美姫さんをいさめてあげるよ。」と僕が言うと 「老い先短い身ですから。」と美姫さんは言った。 こういう時だけ……と思うが、美姫さんに言ってもらちがあかないので、いつものように美姫さんの遊びに付き合う。 僕はゲームを始める。 すると美姫さんは、ネットで何か調べ始めた。 「あっ、そこは右だな。」とか「あっ、そこは真っ直ぐだよ」美姫さんが隣で僕に話しかける。 どうやら美姫さんは、僕がやっているゲームの攻略サイトを見ているようだ。 「あのさ、ゲームしてる横で種明かしを辞めてく

    国のトップの器 | fic-tion world
  • そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world

    バイオハザード 【公開】2002年(ドイツアメリカ・イギリス映画ゲームが原作なんですが…! 私はゲームは少しだけしたんですが最初の最初で怖くてギブアップでした。 生物兵器を作った会社 vs 謎の女性の話です。 シリーズ後半(全6作品)になるにつれてゾンビが進化します。 有り得ない話じゃないのかもしれません。

    そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2020/01/12
    怖い時には、吉本新喜劇のテーマのようなホンワカした効果音をかけてやるとシュールゲームに早変わり!
  • 今年の目標は立てましたか? - fic-tion’s world

    短編小説:ありのママ162話 今年の目標 今回の登場人物紹介 斉藤ショウ:小学六年生の男の子 ユウ:ショウのお兄ちゃん 冬休みの宿題を持ってお兄ちゃんちに行く。 お兄ちゃんがを読んでいた。 「何読んでるの?」と僕が聞くと 「帝王学の。」とお兄ちゃん。 ふぅ~ん。ジャムおじさんの次は帝王になるのか?と僕は思いながら、冬休みの宿題を始める。 「まだ、宿題終わってないのか?」とお兄ちゃんが言う。 「あと、今年の目標。これが一番難しいんだよね~」と僕。 「なんだ。そんなの簡単だよ。今年の目標は【死ぬまで生きる】だよ。」とお兄ちゃん。 僕はビックリする。だって、美姫さんと同じことを言ったから。 「お兄ちゃん。それ、美姫さんも言ってたよ。」と僕が言うと 「だろうな。母さんが毎年言ってたから。ショウ、それ宿題に書いたら先生がビックリしただろう。」とお兄ちゃん。 「お兄ちゃんも書いたの?」と僕が聞くと

    今年の目標は立てましたか? - fic-tion’s world
  • ゲームは好きですか?! | fic-tion world

    ゲーム 【公開】1997年(アメリカ映画) この映画私的にはかなりおすすめ!ですが、好きな人と嫌いな人に分かれると思います。 あまり書くとネタバレになるので…。 ラストまでゲームを楽しんで下さい。 この映画ゲームという事をお忘れなく。

    ゲームは好きですか?! | fic-tion world
  • 今、なんじ?? | fic-tion world

    美姫さんに聞いてはいけない事はいろいろとある。 そのひとつが時間だ。 「美姫さん。今何時?」とお父さんが聞く。 朝のバタバタしている時間、ゆっくりと時計を見れるのは美姫さんぐらいだ。 「8時前。」と美姫さんは言う。 その言葉に僕もお父さんも「えーっ。遅刻する~。」とさらにバタバタとする。 僕とお父さんがいつも家を出る時間は7時40分だ。8時は遅刻する。 「ショウ。急ぐぞ!!」とお父さんが言う。 「ちょっと待って~」と僕も急いで準備をし、玄関へ向かう。 と、お父さんが回れ右をする。僕はお父さんにぶつかりそうになる。 「お父さん、危ないよ~」と僕が言うと 「ショウ。まだ、7時15分だ。」とお父さん。 「えっ?」と僕が言い、玄関の時計を見る。 ーー7時15分を少し過ぎたぐらいだーー 美姫さんにまた騙された。 リビングに2人で戻り「美姫さん、8時前じゃないよ。」と僕が言うと 「えーっ。8時前じゃん

    今、なんじ?? | fic-tion world
  • 12月25日 | fic-tion world

    今年もこの日がやってきた。 小学6年にもなるとサンタさんは誰なのか、周りの友達もわかってくる。 僕はって? サンタの正体はわかっている。 でも、家では禁句なんだ。 12月に入ると美姫さんが「ショウ。サンタさんにお手紙書かないとね。」と必ず言ってくる。 そう、美姫さんがどうやらサンタをまだ信じているらしいんだ。 僕はサンタさんに手紙を書く。 美姫さんも手紙を書き、その手紙はお父さんに渡す。 お父さんもお父さんで「今年もサンタの手紙預かったからね。ちゃんとサンタに渡しとくから。」と言う。 「こうちゃん、ちゃんとサンタに渡しといてよ。」と美姫さんが言う。 僕に見せている小芝居のようだが、美姫さんもお父さんもいたって真面目だ。 僕んちのプレゼントは25日に朝起きると届いているシステムだ。 24日の日は、美姫さんは20時にはベッドにはいる。昨日なんか、19時過ぎには寝てたし。 いつサンタさんが来ても

    12月25日 | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2019/12/25
    あったかい家庭だ☀️
  • 忖度のソノサキ | fic-tion world

    学校が終わって学校から帰っている途中に僕は見てはいけないものを見てしまった。 ビックリして二度見した。 何をみたかって? お兄ちゃんが駅前にある【美容整形外科】と書かれた所から出てきたからだ。 見なかったことにした方がいいのか、お父さんに一応は報告したほうがいいのか、頭の中は色々な思いがグルグルと回る。 すると、お兄ちゃんが僕に気が付いた。 「ショウじゃないか?!あっ、良かった。頼みがあるんだけど。」とお兄ちゃんは言ってきた。 ……やっぱり、内緒にしててほしいのかな? と僕が複雑な気持ちでいると 「ショウ。お金貸して。」とお兄ちゃんは言ってきた。 僕は、目がテンになる。 オニイチャンハナニヲイッテイルノダロウ? いやいや、あの建物から出てきたという事はそう言う事だ。お金は必要だ。 「いくらぐらい?」と言う文言が僕の口から出る。 「それがな、1000万円ぐらい」とお兄ちゃん。 僕の目はさらに

    忖度のソノサキ | fic-tion world
  • 白いモジャモジャの髪+ヒゲ≠サンタクロース | fic-tion world

    「おう~。ショウ」と学校の帰り道、聞き覚えのある声がする。 お兄ちゃんだ。と、僕はお兄ちゃんを見て、ギョッとする。 髪の毛が真っ白のモジャモジャになっていたからだ。 「お兄ちゃん。その頭、どうしたの?」と僕が聞くと 「いい仕事を見つけてな。その準備。」とお兄ちゃんが言う。 もうすぐクリスマスだから、サンタかなんかのバイトかなと僕は思う。 「サンタのバイト?黒髪でも大丈夫じゃない?」と僕が言うと 「サンタじゃないよ。ジャムおじさん。今からまだ準備があるんだ。じゃぁなショウ。」とお兄ちゃんは、行ってしまった。 ……ジャムおじさん? 背筋がゾゾゾとしてきた。 風邪かな?僕は家路をいそぐ。 「ただいま~」と家に帰りつくと美姫さんが 「ショウ、聞いて。ジャムおじさんが見つかった」と言った。*1 ん??? 僕がキョトンとしていると 「康夫さんのとこにね、【ジャムおじさんです。面接希望】って連絡がきたん

    白いモジャモジャの髪+ヒゲ≠サンタクロース | fic-tion world
  • 大人になると忘れてしまいます。 | fic-tion world

    フック 【公開】1991年(アメリカ映画) 大人になると何か大切なものを忘れているかも…。 そんな風に思ってしまいます。 もしピーターパンが大人になったら! スーツを着て仕事するのかもですね。 ワクワクする素敵な映画です。

    大人になると忘れてしまいます。 | fic-tion world
  • 大発見しました。 | fic-tion world

    「美姫さん、その足なに?穴が開いているんなら捨てようよ。」とお父さんが言う。 美姫さんが穴の開いたタイツを履いているからだ。 「こうちゃん、このタイツの便利さを知らないの~。」と美姫さんがニコッとする。 僕は知っている……美姫さんが穴のあいたタイツを履いている理由を。 先日、美姫さんが僕に「見て見て~凄いでしょ~」と自慢げに見せてきたから。 「穴のあいたタイツね…。何かいいことがあるの?」とお父さんが言うと 「このタイツね。なんと、脱がなくても爪が切れまーす。」と美姫さんが自信満々に言ってきた。 「……。」お父さんが絶句をしている。 「ここのね、穴の開いたところから、指を出して爪を切るんだよ。凄くない? 下もこの方法だと脱がずに爪が切れるんだよ。」と美姫さん。 お父さんの顔から表情が無くなった。 「お父さん、美姫さんね洋服も穴の開いたところから、痒いところが掻けるって言ってたよ。」と僕が

    大発見しました。 | fic-tion world
  • 自分の伴侶は自分で見つけよう | fic-tion world

    星の王子 ニューヨークへ行く 【公開】1988年(アメリカ映画) エディーマーフィーの代表作? 他にも面白い出演作ありますけど…。 面白いです! 王子です。とっても良い王子です。 楽しく笑えるコメディーです。

    自分の伴侶は自分で見つけよう | fic-tion world
    ongaku_somurie
    ongaku_somurie 2019/11/30
    エディーマーフィーの顔をみると、ビバリーヒルズコップがみたくなりました。
  • 成長してますか?! | fic-tion world

    「ショウ。あのさ、【寝る子は育つ】ってことわざがあるでしょ」と美姫さんが僕に言ってきた。 「うん。あるね」と僕。 「寝てるだけで育つって魅力的な話じゃない?よく考えたらね、私、生まれてからずっと21時就寝で夜は9時間は最低でも寝てるわけで、学生の頃なんか、授業中も欠かさず寝てたわけよ。でもね、最近気づいたんだ。何が育ったんだろうって」と美姫さんは言った。 ようやく気付いたんだね…。訳の分からない言い訳ばっかりしてたけど。 「そんなに寝たから、育たずに腐ったんじゃないの?」と僕が言うと 「えっ、私腐ってるの?!」と美姫さんが驚き、「じゃあ、【寝過ぎる子は腐る】に変えて欲しいなぁ」と美姫さん。 「そだねー」と僕はどうでもいい返事をする。 「努力も水の泡っていったわけだね。誰だ?努力は報われるって言った人」と美姫さん。 努力の方向がね…と僕が思っている時、ハッとひらめいた。 「美姫さん、ゴメン、

    成長してますか?! | fic-tion world