3月30日、0時を回って、学生の身分じゃなくなったらしい。 思えば長かった。人生の実に三分の一を大学生として過ごした。 1年目-ザ・ビギニング 東京大学に落ちた私は慶應義塾大学に入学し、サークルに五個入った。 休学しており、大学には通っていなかった。秋まで勉強はしなかった。 これはたぶん七夕祭での脱出ゲームサークル2年目-絶望編 東大にまた落ちた。サークルは全部やめた。大学に通うようになった。冬に父親と大喧嘩をして住むところがなくなった。ネカフェと友人の家で寝た。 ネカフェで年越し3年目-ザ・ビギニング2 京都大学理学部に進学する。懲りずに七つくらいサークルに入るも最終的には手品サークル一本になっていく。 はじめての一人暮らしで、親の束縛から解放されて浮かれていた。 胴上げ4年目-破 中弛み、人生の意味を見失っていく。とりあえず勉強頑張った。 天文同好会に入った。エスペラント語研究会に入っ