ソフトウェアエンジニアがキャリアについて考えるときに、自分の好きな技術や得意なスキル、あるいは興味ある事業ドメインをもとに次を選択することがあります。とはいえ専念したい技術領域がすぐに見つかるというものでもないでしょう。得意分野が見つかるまで自分を成長させることも大切です。 柴﨑優季(@shibayu36)さんは開発者として12年間を、toCのコンテンツプラットフォームに始まり、toBのSaaS事業、現職のメタバースプラットフォームと、転職ごとに異なる事業ドメインを選択しています。担当する技術領域や職能も幅広く、選り好みすることなく経験を積んできました。 ただ次々とチームを移り変わるだけでは、次につながる知識を得ることも難しいでしょう。技術や職能にはこだわらない代わりに、一貫した軸をもって開発にあたってきた柴﨑さんに、新しい環境での仕事で意識することや、どのように技術を磨いてきたか、そして