主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)の関連行事で三重県で開催中のジュニアサミットに参加している海外の高校生ら28人が23日、四日市公害の歴史と教訓を伝える「四日市公害と環境未来館」(同県四日市市)を訪れた。 公害について生川貴司館長が説明。高度経済成長に向かう中、石油化学コンビナートの排煙でぜんそくに苦しむ患者が出たことを展示パネルも使って話した。県立四日市高の生徒9人も行政や企業の環境改善の取り組みを英語で紹介した。 ジュニアサミットでは環境保全をテーマに提言をまとめる。その参考にしようと参加者らは聴き入った。
