’11年の福島原発事故を受けて、原子力の安全確保のために環境省に新たに設置された原子力規制委員会。そのホームページ(HP)に「上水(蛇口水)モニタリング」というデータが公開されていることをご存じだろうか。ここには47都道府県の水道水の放射性物質の検出結果が一覧表になっている。その表を見てみると、なんと11の都県で’16年1~3月の時点で放射性セシウムが検出されているのだ。 【宮城県(仙台市)】放射性セシウム137・1.1ミリベクレル 【山形県(山形市)】放射性セシウム137・0.76ミリベクレル 【福島県(福島市)】放射性セシウム137・1.2ミリベクレル 【茨城県(ひたちなか市)】放射性セシウム137・0.8ミリベクレル 【栃木県(宇都宮市)】放射性セシウム137・1.7ミリベクレル 【群馬県(前橋市)】放射性セシウム137・1.3ミリベクレル 【埼玉県(比企郡)】放射性セ
「電力会社の送電網に頼らず、電気を自給でまかなっていくのが『オフグリッド生活』。私がそれを始めて、もうすぐ4年です。電力自由化は、今のところ私には関係ありませんが、自分の使いたい電力を自由に選べる時代が来るのは歓迎すべきことだと思います」 コードが外され、ピクリとも動かない電力メーターを指さしながら笑うのは、都内に住む藤井智佳子さんだ。オフグリッド生活というと、地方の古民家などで不便を強いられながらの暮らし、という想像を抱いてしまう人も多いかもしれない。しかし、藤井さんがオフグリッドを実践しているのは、東京都内の公営住宅。3階建ての団地群の中で、最上階のベランダに設置されたソーラーパネルが、藤井さん宅の目印だ。 「パネルの発電量は、1日1キロワットくらいです。東京電力の電気代に換算すると、1カ月800~1,000円ほどの料金を自給自足しています。冬場は太陽が低いので、朝7時くらいからパ
アップル社の製品には、かつて都市伝説として広まった「ソニータイマー」のような仕組みが組み込まれている訳ではない。しかし、アップルは同社の製品寿命に関し明確な基準を持っており、それはユーザーが思うよりも短いことが分かった。 アップルは先日更新された公式サイトの環境ポリシーページで、製品の想定使用年数に関して明らかにした。それによると、アップルが想定するiPhoneやアップルウォッチの使用年数は3年、MacやアップルTVに関しては4年ということだ。「Appleは、Apple製品の温室効果ガスのライフサイクル評価をどのように行っていますか。」という質問に対し、アップルはこう答えている。 ユーザーによる使用をモデル化するためには、模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力を測定します。日々の使用パターンは各製品に固有のもので、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせたも
― 週刊SPA!連載「ドン・キホーテのピアス」<文/鴻上尚史> ― ◆組織をダメにさせるCIA「サボり方ガイド」の的確さに唸る 渡辺千賀さんという人の、ものすごく素敵なブログを見つけました。そこで紹介されていたのは、第二次世界大戦時のCIAの秘密資料で、その名も『Simple Sabotage Field Manual』。 「簡単なサボタージュの方法」、つまりは、「敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような『サボり』ができるか、という『サボり方ガイド』」です。 相手にバレないように、組織をダメにするのが、スパイの仕事ですからね。2008年に公開されたそうです(正確に言うと、CIAの前身組織、『Office of Strategic Services』の作成文書です)。 でね、これがもう、唸ってしまうぐらい「的確」なんですよ。渡辺千賀さんが訳しているものを紹介すると――
一方、ネットでは「フォアグラの作り方」を記録した動画が大きな波紋を呼んでいる。アヒルやガチョウに餌を強制的に過剰摂取させ、人工的に肝臓を肥大化させ脂肪肝としたものがフォアグラだ。その生産過程を目の当たりにし、「残酷だ」とショックを受けるネットユーザーも少なくない。 現に海外では、動物愛護の観点から「フォアグラ禁止」の動きが相次いでいる。米カリフォルニア州では12年7月以降、フォアグラの生産・販売・提供を法律で禁止。フランスではこれに対抗してカリフォルニアワインの供給停止を呼びかける動きが起こるなど、大騒動となった。また、08年には英国のチャールズ皇太子が自邸でのフォアグラ使用を禁止。13年10月には、英国のAmazonがフォアグラの販売を中止するなど、世界的な広がりを見せている。ドイツ、イタリア等、強制給餌を禁じる国も多い。 流通業界に詳しいジャーナリストは、こう話す。 「売り場を失
福島第一原子力発電所の原子炉には重大な欠陥があった−−爆発事故を起こした原子炉の設計にかかわった日米の元技術者がそろって証言を始めた。経済性を優先するあまりに小型に造ったため、冷却システムなどに余裕がなく、地震や大規模停電になると爆発しやすいという。今回の地震では、まさにその心配が現実になった可能性が高い。 現地時間で3月15日、米CNNが、米国を代表する原子炉メーカーであるゼネラル・エレクトリック(GE)の元エンジニア、デール・ブライデンボー氏のインタビューを放送した。白髪に白いひげをたくわえたブライデンボー氏は悲痛な表情でこう語った。 「福島原発の事故は私たちが想定したシナリオよりもはるかに悪い。このままだと、何千もの命が失われる可能性がある。それが怖くてたまらない」 遠い米国で、なぜ米国人に福島のことがわかるのか? 実は、ブライデンボー氏は福島第一原発の1〜5号機で使われている
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