ウイングアーク1stは2016年3月30日、BI(ビジネスインテリジェンス)ダッシュボード「MotionBoard」の新版を発表した(写真1)。センサー情報などをリアルタイムに可視化する、IoT(Internet of Things)対応機能を搭載。スマートフォンの各種センサーの値をMotionBoardに送信するスマートフォンアプリも用意した。製造や物流、小売りなど、幅広い業界に売り込む。 「従来のBIツールは、一定期間蓄積したデータを可視化するものだった。だが最近は、センサーデータの異常などをすぐに知覚できる環境が求められている」(同社 BI技術本部 島澤甲本部長)。そこで、データをリアルタイムに解析し、可視化できる機能を開発した。データベースに蓄積された情報の差分を検知する方法のほか、機器やセンサーなどからMotionBoardが直接データを受け取ることも可能(写真2)。工場内の機器
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