東京オリンピックの開幕を4日後に控えた7月19日から、オリンピック車両専用レーンの運用が、東京都と千葉県の一部道路で開始された。専用レーンは道路標識と路面標示、路面ペイントで識別できるようにされており、期間中に専用車両以外で走行すると、違反点数1点、反則金6000円が科せられる(普通車の場合)。 P型色覚とD型色覚の人には、ピンクのラインはほとんど見えない! ところが、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の伊賀公一副理事長は、バリアフリーの点で大きな問題があると指摘する。専用レーンの中央に引かれたピンク色のラインは、P型およびD型色覚の人には”灰色”に見えてしまうのである。 下の写真は、伊賀さんが「色のシミュレータ」という色覚多様性アプリを使用して加工したものだが、これを見れば一目瞭然。一般型(C型)色覚の人にはピンク色に見えても、P型やD型の人には「消えかかった線」にしか
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