《小島信夫長篇集成》全10巻(水声社)、というとんでもないシリーズが、ついに刊行開始となった(パンフレットはこちら)。 その第1回配本は、第4巻『別れる理由I』だ。 《小島信夫長篇集成》第1回配本第4巻『別れる理由I』(水声社)。解説=千石英世、解題=柿谷浩一、月報=勝又浩+大杉重男。9000円+税。全巻予約者は特典『小島信夫の世界』(仮題、非売品)をもらえる。 小島信夫ってどんな人? 小島信夫(1915-2006)といえば、まずはドライなトホホ感に溢れるドタバタ短篇小説「アメリカン・スクール」(新潮文庫/Kindle)で芥川賞を受賞し、「第三の新人」のひとりとして遠藤周作や庄野潤三、吉行淳之介、安岡章太郎、阿川弘之、曽野綾子らとともに注目された作家だ。

