北海道教育委員会は3日、未成年の女性にわいせつな行為を行った上川管内の中学校の男性教諭(46)を懲戒免職に、校長試験でカンニングをした同管内の小学校の男性教頭(57)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。教頭は同日付で退職願を出し、受理されたという。 道教委によると、男性教諭は今年7月、未成年の女性の衣服を脱がせて撮影したり、体に触ったりするなどわいせつ行為を行ったという。教諭は同月、準強制わいせつの疑いで逮捕され、8月末に児童福祉法違反の罪で起訴された。 男性教頭は今年9月、公立学校の校長試験の筆記試験で、自作の論文を手のひらに収まるサイズの紙に縮小コピーして持ち込み、試験時間中に見ていたところを試験官に見つかった。校長試験は4回目の受験で、年齢制限のため最後の挑戦だったという。