クレジットカードや電子マネーをはじめとするキャッシュレス化が急速に広がる中、カードの不正利用が増え続けている。中でも情報を抜き取ることなく番号総当たりで他人のカードを不正に利用する「クレジットマスター」と呼ばれる古典的手口が水面下で拡大。専門家は、プログラムやノウハウが広まり、犯行が助長されたと指摘している。 カード番号の盗用が大半日本クレジット協会によると、クレジットカードの不正利用の被害額は昨年、過去最悪の約540・9億円に上った。内訳はカード番号の盗用がほとんどで、504・7億円を占めた。インターネット通販の普及を背景に被害額は年々増加し、今年も3月までの3カ月間で121・4億円の被害が確認されたという。 従来よくみられたのは偽サイトなどに誘導し番号などを入力させ情報を盗み取る「フィッシング」の手口だった。だが、クレジットカードの不正検知システムなどを提供する「かっこ」(東京都)は「

