広島は4日、昨季まで在籍したブラッド・エルドレッド内野手(39)の現役引退と駐米スカウト就任を発表した。今季は日本球界復帰を希望したが、所属先がなく、ユニホームを脱ぐことを決断した。 エルドレッドは2012年6月に米大リーグ・タイガースから広島入り。14年には37本塁打でタイトルを獲得するなど長距離砲として貢献した。昨季まで広島の外国人選手として歴代最長の7年に渡って所属し、同じく球団の外国人選手として歴代2位の通算133本塁打を放った。子供を広島市内の公立小学校に通わせ、自身も球場まで“ママチャリ通勤”する姿や、「カントリー」のニックネームなどでファンからの人気も高かった。 球団はこれまでの功績をたたえ、9月15日のヤクルト戦(マツダ)で引退セレモニーを開催することも発表。記念グッズの発売も行う。 以下はエルドレッドのコメント。 「広島東洋カープの一員として引退できることは大変名誉なこと