前回に引き続きESXのお話。 仮想マシンを作成しPowerOnすると、LUN上に仮想ディスクのvmdkファイル以外に vswapという巨大な物理ファイルが作成される。これは仮想マシンに割り当てたメモリと 同じだけ領域が取られので、仮に仮想ディスクを10GB、仮想マシンのメモリを4GB割当て たと仮定すると合計14GBの領域がLUN上に必要になる。 なのでLUNを作成する時には予めvswap領域も計算して空き領域を確保しておかないと、 仮想マシンのPowerOnが出来ない。vswapは仮想マシン起動時に作成されるが、こいつが 作れないと起動にこけるからである。 (ちなみにPowerOffのステータスだとこのvswapのファイルは作成されない) ではこいつはそもそも何の為に必用なのか? ここでまた前回お話したメモリバルーニングという言葉が出てくる。 バルーニングとは、ある仮想マシンからメモリを