JAXA、超高速インターネット衛星「きずな」で小笠原村のブロードバンド実験! 11月3日13時40分配信 RBB TODAY 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、昨年2月に打ち上げた超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)を使用し、デジタル・デバイド地域である小笠原村の村民を対象としたブロードバンド・インターネット通信実験を実施する。期間は15日から24日。 きずな本体画像や小笠原との接続イメージ 4月現在、小笠原村の人口は2,387人、世帯数1,276。本土間での通信回線速度は、上り回線で約2Mbps、下り回線で約10Mbps。実験では、小笠原村の既存の通信回線を「きずな」のブロードバンド通信回線に切り替えて将来のブロードバンド化に向けて事前の利用実証を実施する。 「きずな」の伝送速度は、上下回線ともに155Mbpsで小笠原村の既存回線と比較し、上りで約80倍、下りで約16倍