いつも読んでいただいてありがとうございます 昨日のブログで予告させて頂いた、しぐれちゃんのお父ちゃん金毘羅山詣りの話です。で、下の写真は、出張で香川県に行ってきたお父ちゃんが買って来た『こんぴら狗開運みくじ』です。こんぴら狗(いぬ)というのは、明治以前、江戸及び関東地方では庶民が旅をすることが禁じられていたので、代わりに旅慣れた人が代理で参拝することがあったそうです。ですが、代理で参拝したのは人だけではなく犬も参拝したというのがこんぴら狗なのです。「こんぴら参り」と記した木札、初穂料、道中の食費が入った袋を首にかけて代理の参拝をさせたのです。 犬は、旅人から旅人へと連れられて、街道筋の人々に世話をされて、目的地の金比羅宮にたどり着いたのです。今の交通網が発達した世の中では考えつくこともないことですが、昔の人々の信心深さとお互い様の気持ちが街道筋のどこの人にもあったんだなぁ。。。と羨ましいよ