庵野の居ないエヴァという発想がまったく無かった。思いつく監督でどうなるか考えてみる。 ※追記あり ■小林正樹版(『切腹』『人間の条件』)左翼のシンジ君が共産主義の理想を抱いて封建的なゲンドウに挑むが、ソ連軍の介入に遭ったことで共産主義に絶望。ジャングル等を転戦した後、饅頭を抱いて死亡。 ■デヴィッド・フィンチャー版(『ソーシャルネットワーク』『ファイトクラブ』)ブランド物や最新パソコンなどを買うことに躍起になっていたシンジ君が、商品ではなく戦いの中に真の「人間の価値」を見出すようになる。ラストはエヴァで消費者金融のビルを破壊し、崩れ落ちるビルをアスカとともに眺める。 ■深作欣二版(『仁義なき戦い』『バトルロワイヤル』)使徒との戦いに勝利するも絶望したシンジ君が、死に場所を求めて破天荒な戦いに身を投じていく。しかし全てはゲンドウ(cv.金子信雄)のシナリオであることに気がつき絶望。警察に包囲