KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は、10月17日に開かれたauの2012年冬モデル発表会で、同社との競争が激化しているソフトバンクとの戦略の違いや、Sprint Nextel買収の影響などについて語った。 KDDIとソフトバンクは「iPhone 5」の発売にあたり、機能やサービス、LTEの通信エリア、基地局数など、さまざまな面でアピール合戦を繰り広げた。また、ソフトバンクは10月15日に、米携帯電話事業者のSprint Nextelを買収したことを発表。代表の孫正義氏は「世界3位の携帯電話事業者が誕生した」と語り、国内3キャリアでは連結売上高、ユーザー数ともにトップになったと強調していた。 こういったソフトバンクの動きに対して田中氏は以下のように語った。 「ソフトバンクにどのような思いでいるかということだが、拡大するということは企業にとって重要だと思うが、私自身は、自分たちがどうするかと
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