日本オラクル株式会社は3月17日、教育コンテンツを効率的に開発するツール「Oracle User Productivity Kit(UPK) Ver3.5」を発表した。エンドユーザー教育に利用するコンテンツを容易に作成できるため、業務生産性の向上に寄与できるという。同日より提供を開始する。 企業が新しいITシステムが導入する際、早急な効果発揮を期待するあまり、エンドユーザー教育もそこそこに本格的な運用を開始してしまう、というケースはよくあることだ。しかしアプリケーション事業統括本部 ビジネス推進本部 塚越秀吉本部長によれば、エンドユーザーに対するトレーニング実施の有無で導入効果を図ると、「習熟時間では4倍以上、サポートの負荷という点では3~6倍の差が生じてくる」とのこと。また、「習熟が十分でないうちは、想定外のトラブルが起きやすいし、サポートの負荷はそのままコストになる」ことから、エンドユ