オラクル製データウエアハウス(DWH)アプライアンス「Exadata」の共同展開で2月に提携したNTTデータと日本オラクルは、Exadataの性能検証を進め、NTTデータがDWHの開発案件に採用する予定だ。提携の狙いや今後の展開について、NTTデータの山田伸一 常務執行役員と日本オラクルの三澤智光 常務執行役員に聞いた。 NTTデータはこれまでも、日本オラクルの汎用的なデータベース(DB)を使ってDWHを構築している。アプライアンス製品を採用することにした理由は何か。 山田氏:確かに日本オラクルのDBを使って多くのDWHを構築してきたが、テレコムや流通のように大規模なDWHが必要な案件は例外で、システムを手作りしていた。汎用的なDBで十分な性能を出すのが困難だったからだ。こういったケースにExadataを利用すれば、より早く安価にシステムを構築できるようになると考えた。 三澤氏:今までも1
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