2016年、日本サッカー界を代表する孤高のレジェンド、三浦知良が、プロ契約30年という節目を迎えた。ブラジル時代、Jリーグ発足時から日本代表での栄光と挫折、欧州リーグへの挑戦、逆境からの再起、そしてこれから──。『アエラスタイルマガジン 30号』(朝日新聞出版)であますところなく語ったカズのサッカー人生。その一部を紹介する。 * * * カズがブラジルのサントスFCでプロデビューしたのは1986年2月のことだ。このとき19歳。日本人プレーヤーは、屈辱を味わい、時に嘲笑されながらも成長し、やがて誰もが知るトッププレーヤーへと駆け上っていく。 1990年に帰国したカズは、1993年のJリーグのスタートとともに、日本サッカーの顔として走りだす。「ドーハの悲劇」を味わったあと、アジア人として初めてイタリア・セリエAの門をたたいたカズは、その後も日本代表のエースとして君臨しつづける。 し
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