ウェブルート・ソフトウェア(以下,ウェブルート)は11月1日,国内における10月のスパイウエア検出状況を公表した。それによると,偽の警告メッセージや広告を使ってユーザーにインストールさせようとする詐欺的なセキュリティ・ソフト(偽セキュリティ・ソフト)の検出数が増えているという。 ウェブルートでは,同社が提供する無償のスパイウエア検出ツール「Spy Audit(スパイオーディット)」における検出数を毎月集計し,カテゴリ別にランキングを公表している。 ウェブルートによると,9月に発見された偽セキュリティ・ソフト「SystemDoctor 2006」日本語版が多数検出され,「アドウエア」のカテゴリでは検出数が8番目に多かったという。その理由のひとつは,SystemDoctor 2006日本語版のダウンロード・サイトに誘導する偽の警告メッセージ(広告)が,さまざまなWebサイトに置かれているためで
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