世の中の多くの会社員は「人に管理されたくない」と思っています。 それと同時に、多くの管理職も「管理なんてしたくない!」と思っていいます。 どちらの立場も経験した僕が理想とする組織の姿は、やはり「人が人を管理しない」マネジメントです。 しかし、みんなが管理なんて嫌いなはずなのに、なぜ会社は管理しようとするのでしょうか。 いや、むしろ管理を通り越して「監視」してしまう組織もあるのはなぜでしょうか。 そのメカニズムを考えてみたいと思います。 管理職の「管理したくない」気持ち まず、管理すると、うるさがられます。 人間誰しも好かれたい。 だから嫌われるに決まっている管理なんて本当はしたくないと思っている管理職は多いはずです。 そもそも自分が管理される立場だった時は、それが大嫌いだったのだから。 でも自分のさらに上司からは、しっかり結果をだせ!と言われる。 放っておけば、パフォーマンスが上がらない。
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