元増田です。 「君の名は。」の脚本には、根本的な欠陥としょーもない欠陥が多数あります。 前者の代表は、多くの人が指摘しているように部屋のカレンダーもスマホの日記アプリもあるのに時間のずれに気がつかないとか、ばあちゃんと先輩が物語上果たすべき役割を果たさないので空気になってるとか、二人の関係が迷惑なパートナーから恋心に変わるエピソードが全く存在していないとかです。 それはいいんです。あとで小説でもコミカライズでもつかって補完すれば。 問題は絵面を優先させるために条理をねじ曲げたため(あるいは何も考えてないため)に発生した後者のしょーもない欠陥の数々です。 つまりは「たそがれ時」のシーンのバックを雲海にしたいという理由だけで神域の外輪山を本格登山が必要なレベルの高山にしてしまったり、ポスターのデザインのために交差しないはずの彗星と破片の尾を交差させてしまったり、画面をシンメトリーにしたいがため