AppleのタブレットPCが近く発売されるとの見方が強まる中、電子書籍や電子新聞によって出版業界や新聞業界が再生を果たすのではないか、という期待が高まっているようだが、断言しよう。そんなことは絶対にありえない。 確かに電子書籍リーダーを購入した人は本をより多く購入する傾向にあるようだし(関連記事電子書籍リーダーを購入した人は書籍をより多く購入する=GigaOm)、新聞社のデジタル部門はそれなりに成長を続けているところもあるようだ。しかしそれは、従来の紙ベースの事業が激しく落ち込んでいる中での話だから、明るい話に聞こえるだけのこと。そこが明るいからといって、企業再生、業界再生をかけてリソースをそこに集中しても、企業も業界も縮小の一途をたどるだけである。 コンテンツをデジタル化するだけではだめなのだ。メディア事業の本質自体をインターネットという新しい環境に合わせて進化させなければならないのだ。
「ジオメディアは急成長する。新聞にとってチャンスですよ」と新聞業界在籍中に結構言ってきたんだけど、まったくスルーされてきたような気が・・・。 ま、それは言いんだけど、カナダのフリーペーパー最大手のメトロが、注目のジオメディアであるFoursquareと提携したと発表した。(発表文。英文) Foursquareって、US風の位置ゲーっていうか、ゲーム感覚のローカル情報アプリって感じ。iPhoneでダウンロードすれば日本でも使えるようになっている。行きつけのおしゃれなカフェに行くたびにGPS情報取得してチェックインしていけば、その場所のmayerのバッチがもらえる。mayerって市長のことだけで、カフェの市長ってちょっとピンとこない。この言い方もローカライズの際に変更したほうがいいのかも。 それで足繁く通うので、お店にとっては好都合。クーポンなんかも発行されて、お客も満足という感じ。あと、お店
TechCrunchの欧米企業のマーケティングはソーシャルメディアに大きく傾斜という記事を読んで。本当にそうなってきているなという感じがする。 独立してからありがたいことに社内講演、顧問、アドバイザー契約のお話を幾つかいただいているのだが、ソーシャルメディアマーケティングに関する話が聞きたい、という要望が多い。特に外資系企業の日本法人から依頼をいただくケースが増えている。US本社ではこれまでのマーケティング手法からソーシャルメディアマーケティングに軸足を移したので、日本支社でも同様の取り組みを進めろ、という指示がきているようだ。ところが日本では周りを見渡してもソーシャルメディアマーケティングに乗り出しているところがほとんどないので、僕のようなところに依頼が来るのだろう。 TechCrunchは総合マーケティング・サービス企業のAlterianのソーシャル・メディア・マーケティングの普及状況
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