雑誌「映画横丁」編集人の月永理恵氏(写真左)と共に[映画.com ニュース]エミール・クストリッツァ監督の9年ぶりの最新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」の公開、および監督の来日を控えた8月29日、都内でトークイベントが開催。クストリッツァ監督の大ファンを公言する作家で「あとは野となれ大和撫子」が直木賞候補になった宮内悠介氏がゲストとして登場し、雑誌「映画横丁」編集人の月永理恵氏と熱いクストリッツァ愛を語り合った。 「黒猫・白猫」をきっかけにクストリッツァにとりつかれたという宮内氏。その魅力を問うと「自問しても『これ!』というのが思い浮かばない……。映画に集中できないほどの音楽、一筋縄ではいかない悪人、ろくでなしのオッサン、愛すべき動物たちといった要素はあるんですが……。ろくでなしの人々が出てくるけど、圧倒的な清らかさ、壊れていない世界を感じる」と語り、「真に魅力を感じているのは監督本人に対