世界中で大ヒットを記録した人気漫画『NARUTO -ナルト-』の作者・岸本斉史氏(44)。同作完結後、約4年半ぶりに『週刊少年ジャンプ』(集英社)で自身2度目の新連載『サムライ8(エイト) 八丸伝』を13日よりスタートさせる。原作を岸本氏、作画を『NARUTO』時代のアシスタント・大久保彰氏が担当し、SFをベースに侍の心を描いていくストーリーだ。15年間の連載を終え充電期間も経た今、「リベンジの想いがある」と新作へ意気込む。「完璧を目指すけど、完璧にならない」――理想の作品を究める上で、原作に専念することの意味など、岸本氏の創作哲学に迫った。 元々、侍漫画を描きたい思いがずっとありました。集英社に最初に持ち込んだのは侍漫画なのですが企画が通らなくて、今回はリベンジの想いが込められています。当時の内容とはまったく違うのですが、侍とSFの世界観をあわせようと思ったのは、2つのジャンルが好きだか
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