本記事のテーマは、AWSとVMwareが共同開発している『VMware Cloud on AWS』です。 AWSが用意するベアメタルにVMware環境を構築し、vSphereベースのハイブリッドクラウド環境として利用できるようになります。サービス開始は2017年半ばと発表されています。 筆者にとっては、AWSは現職(cloudpack)で、VMwareは前職(SIer)で、深く関連のある(あった)2社であり、どちらにも親しみを感じています。 そんな筆者の視点で、VMwareとAWS、そしてSIerのビジネス的観点で邪推したことを整理してみます。 VMwareの方針転換 仮想化の雄として君臨するVMwareですが、それはオンプレミスでの話。 パブリッククラウドとしてサービス提供されていた『vCloud Air』は、事実上の縮小をしています(日本では撤退)。 同社は、誰がどう見てもソフトウェア
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